タイトル：幸福への鍵

一般的にヨガと言われてるものは実はアーサナといいます。
ポーズの練習のことです。

ヨガで本当に大事なのはプラナヤマ（呼吸法）と瞑想です
この2つなくしてヨガをやっているとは言えません。
アーサナは瞑想をするための身体作りにすぎないと
きいたときは本当に目からうろこでした。

でも多くの人がアーサナばかりしています。
ほとんどのヨガスタジオがアーサナしか教えないからです。

人間の身体にはプラーナ（生命エネルギー）が流れていて
プラナヤマをすることによってその流れをよくします。

このエネルギーの流れが滞ると人は病気になったりします。

プラナヤマをすることにより、身体が健康になるだけでなく
酸素が細胞のすみずみにまでいきわたるので
老化防止になります。
そして、精神的な安らぎが得られるようになり、感情の
コントロールができるようになります。

私は「許せる心」を持てるようになりました。
それまでは自分が正しいと思ったらとことん通すほうで
自分と違う考えの人は絶対に受け入れられませんでした。
でもヨガを始めてから、それができるようになったのは
とても不思議です。
そのおかげで人間関係が上手くいくようになりました。

ヨガを始める前は離婚のことなどもあり問題も山積みで
ウツになることが多かったのです。
でもいつの間にか、不幸を嘆いて泣かなくなり
笑顔になることが！
その頃からか、人から何かいいことがあったのかと言われるように。
それは決して問題が解決したわけでなく
自分が変わったから問題に対する見方が変わっただけのことでしたが
正直、ヨガでここまで自分が変われるとは思いませんでした。

単なるエクササイズではここまで得ることはできません。
しかしながら、本当にヨガの恩恵を受けることができるか
どうかは心の中のものであるので。その人次第であることは
言うまでもありません。
実際、私よりも何年もヨガをやっている人でも気づかない人は
大勢います。
気づきは幸せへの鍵だと思います。

師匠の言葉をかりるなら
“人生とは今あるもので楽しむべき。
それが幸福への鍵となる”