タイトル：好きで苦しいときは２

前回の続きです。

「好きな人の言動に苦しさを感じている」とき、
その苦しさの原因は、好きな人にではなく、
自分自身にあると気づいたらどうするか。

答えは、
【自分で自分を愛する（満たす）】
です。

好きな人が自分の思い通りの言動をしてくれないことで
苦しんでいる方々は、
自分以外の誰かや何かに幸せにしてもらおうとしています。

よく、心に愛のコップがあることをイメージしてください、と
お伝えするのですが、そのコップを、
他者からの愛で満たそうとしているのが、上記の方々です。

他者にそれを求めるとですね、多少は注いでもらえるのですが、
絶対に満杯にはならないので、
だんだん苦しくなって不満が溜まっていきます。

それが、「好きな人の言動に苦しさを感じている」状態です。

他者に満たしてもらおうと思っているところが、
そうなってしまう原因なのです。

まずその姿勢を変えないといけません＾＾；


自分の愛のコップは、自分で満たすんです。

苦しいとき、悲しいときに、他者やなにかでごまかすのではなく、
ただ自分の感情に寄り添ってあげてください。
「そうだね、悲しいね。苦しいね。わかるよ」って。

泣きたいときは思いっきり泣いてください。
自分を泣かせてあげてください。

孤独で震えていたら、自分で自分をさすってあげてください。
セルフハグ（自分で自分を抱きしめる）もおすすめです。

なにも特別なことがなくても、優しい言葉をかけてあげてください。
「いつもありがとう」って自分に言ってあげてください。

おいしいものを食べさせてあげるのでもいいです。
怠けたいときに、怠けさせてあげるのでもいいです。

好きな人にしてあげるように、自分自身にしてあげてください。

そうしていくうちに、だんだんと心のコップが満ちていきますよ。
そうすると、他者に満たしてもらう必要がなくなるので、
相手が自分になにもしてくれなくても大丈夫になっていきます。
相手がどこでなにをしていても平気です＾＾*

相手に向けていた意識を自分に向けてください。
あなたを一番に愛せるのは、あなたです。